
福祉用具レンタル

福祉用具貸与の種目(介護度別レンタル対象者)一覧
| 要支援1・2 要介護1 |
要介護2・3 | 要介護4・5 | |
| 車いす | 原則× | ○ | ○ |
| 車いす付属品 | 原則× | ○ | ○ |
| 特殊寝台 | 原則× | ○ | ○ |
| 特殊寝台付属品 | 原則× | ○ | ○ |
| 床ずれ防止用具 | 原則× | ○ | ○ |
| 体位変換器 | 原則× | ○ | ○ |
| 手すり | ○ | ○ | ○ |
| スロープ | ○ | ○ | ○ |
| 歩行器 | ○ | ○ | ○ |
| 歩行補助杖 | ○ | ○ | ○ |
| 認知症老人徘徊感知機器 | 原則× | ○ | ○ |
| 移動用リフト | 原則× | ○ | ○ |
| 自動排泄処理装置 (排便機能あり) |
原則× | 原則× | ○ |
■車いす
要介護2~ 予防福祉用具貸与×
車いすは、普通型電動車いすと自走用標準型車いす、介助用標準型車いすの3種目に限定されています。
■車いす付属品
要介護2~ 予防福祉用具貸与×
車いす付属品は、車いすと一体的に利用されるクッションやパッドが対象。
車いすに装着することで動力の一部を補助する電動補助用品も、車いす付属品としてレンタル可能です。また、車いす用のテーブルやブレーキも含まれます。
■特殊寝台
要介護2~ 予防福祉用具貸与×
特殊寝台とは電動ベッドのことで、対象となるのは、サイドレールと呼ばれるベッド柵が取り付けられているか、取り付けることが可能なタイプです。
さらに、背部もしくは脚部の傾斜角度が調整できるか、無段階に床板の高さが調整できる機能がついているもののどちらかである必要があります。
■特殊寝台付属品
要介護2~ 予防福祉用具貸与×
特殊寝台付属品とは、ベッド周りの用品を指しています。
ベッド柵やベッド用の手すり、電動ベッド用のテーブルが対象です。さらに、移乗や体位変換などに使用するスライディングボードやマット、介助用ベルトも付属品としてレンタルできます。
■床ずれ防止用具
要介護2~ 予防福祉用具貸与×
床ずれを防止するためのマットなども福祉用具貸与の対象です。
具体的には、部分的な圧力を解消できる送風装置またはエアマット、水・エア・ゲル・シリコン・ウレタンなどからなる全身用マットなどとなります。
■体位変換器
要介護2~ 予防福祉用具貸与×
空気パッド等を使用して仰向けからうつ伏せへの体位変換を容易にするものがレンタルの対象です。
体位保持のみを目的とするものは対象になりません。
■手すり
要介護1~ 予防福祉用具貸与〇
手すりは、工事を伴わないものや便器またはポータブルトイレを取り囲んで据え置くタイプのものが対象となります。
■スロープ
要介護1~ 予防福祉用具貸与〇
段差を解消するためであり取り付け時に工事が必要ないスロープが、レンタルの対象となります。
個人に合わせて改造したものや持ち運べないものは、福祉用具貸与としての利用はできません。
■歩行器
要介護1~ 予防福祉用具貸与〇
歩行が困難な人の歩行を助ける機能があり、構造的に移動時に体重を支えることができる歩行器が対象です。
車輪があるタイプは身体の前と左右を囲む把手などがあるもの、四脚の歩行器では、上肢で保持しての移動が可能なものとなります。
■歩行補助杖
要介護1~ 予防福祉用具貸与〇
福祉用具貸与の対象となる歩行補助杖は、松葉杖、ロフストランド・クラッチ、カナディアン・クラッチ、プラットホームクラッチ、多点杖の5種類です。
■認知症老人徘徊感知器
要介護2~ 予防福祉用具貸与×
認知症を持つ高齢者が屋外に出た、もしくは屋内のある地点を通過したときにセンサーで感知して家族や隣人などへ通報するものが対象です。
■移動用リフト
要介護2~ 予防福祉用具貸与×
移動用リフトには、床走行式と固定式、据置式の3種類があります。
床走行式の場合、つり具やいす等の台座を使用して人を持ち上げ、キャスターで床を移動し、目的の場所へ人を移動させるもの、固定式では居室や浴室等に固定し同様の移動を行うものが対象です。
据置式の場合には、床に置いて同様の操作で移動するものが福祉用具貸与として利用できます。
■自動排泄処理装置
要介護4~ 予防福祉用具貸与×
尿や便が自動的に吸引される装置で、尿や便の経路となる部分を取り外すことが可能な構造のものが対象となります。





